刻印がない貴金属は買取して貰える?

刻印がない貴金属

貴金属の買取の際、必要になってくるのが刻印です。

 

金属の種類とその割合を刻印で知らせるので、買取時にその情報をもとにして査定額を提示します。
刻印がない場合、買取店によっては査定を拒否することもありますので、重要なものと言えます。

 

では刻印がない貴金属は、絶対に買取してもらえないのでしょうか。

 

貴金属に刻まれた刻印の意味

 

そもそも貴金属の刻印にはいくつかの種類と意味があります。

 

金性(貴金属の純度)やブランド、宝石の場合はカラット数などを表します。
貴金属類がどういった素材でできているのか鑑定できる専門家以外は、貴金属の素材が何であるかわかりません。

 

だから素材に関する刻印が刻まれているのです。

 

ただ、必ずしも刻印が必要ではないため、刻印のない貴金属も存在します。

 

また素材に関する刻印は、当然偽りがあってはなりません。
極端な例ですがメッキを金と偽ったり、鉛を銀と偽ることは当然できませんし、純度を偽ることもできません。

 

しかし悪意のある一部の業者はこれを偽り、お金もうけをしている場合もありますので、
素材に関する刻印が全面的に信頼できるというわけではありませんが、刻印は貴金属の取引上一定の信頼性が担保されていると考えて良いでしょう。

 

概ね刻印のある貴金属の7,8割程度は本物ということがあります。

 

仮に刻印が無くても本物の金が使われている貴金属もあります。
そういった点からも、買取業者は刻印の有り無しですべて判断しているわけではないと考えてよいでしょう。
刻印がないからと言って買取をあきらめることはありません。

 

貴金属の刻印について

以下、貴金属の刻印について例を挙げてみたいと思います。

金の刻印

K24/1000
24金と言われるもので金100%の純金です

 

k22/917
22金で金の割合が91.7%

 

K20/835
20金で金の割合が83.5%

 

K18/750
18金で金の割合が75%

 

k14/585
14金で金の割合が58.5%

 

18金ネックレスなどのワードを良く耳にすることがあるかもしれませんが、18金とは金が75%、他の金属が25%の合金ということになります。
Kとはカラットの頭文字で、金属の純度を示しています。

 

また金の場合、カラーゴールドと呼ばれる種類があるのをご存知かと思います。
このようなカラーゴールドにも以下の表記があります。

 

YG:イエローゴールド
金と銀、銅の合金

 

PG:ピンクゴールド
金と銅、銀の合金

 

WG:ホワイトゴールド
金とパラジウムやニッケル、銀、銅などの合金

 

18金のピンクゴールドなら表記は
K18PG
となるように、金の純度と色の組合せで刻印されます。

 

銀の刻印

銀の場合、数字だけで表記されるケースが多くなります。まれにSV+数字の形で表記されますが、意味は同じです

 

1000
100%の純銀です

 

925
銀が92.5%、他の金属が7.5%含まれています。

 

プラチナの刻印

プラチナの場合はPt+純度で表記されます。
Pt1000
100%の純プラチナです

 

Pt900
90%はプラチナ、あとの10%はパラジウムなどの金属です。

 

Pt850
85%がプラチナ製の貴金属もありますが、プラチナの純度がこれ以下の場合、プラチナとは呼ばれなくなります。

 

メッキの刻印

メッキが施されている貴金属の場合、以下のように表記されます。
下記のような表記がある場合、金としての価値がありません。

 

GP
いわゆる普通のメッキです。Gold Plated

 

GEP
電気処理されたメッキです。Gold Electro Plated

 

GF
金で縁取られたメッキです。Gold Filled

 

GR
こちらも金が張られたメッキです。Gold Rolled

 

ホールマーク
ホールマークと言うのは、日本の造幣局が純度検査を行い、その純度が認められたものだけに付けられるマークを言います。
こうしたホールマークはイギリスやフランス、中国など海外でも使われており、金の純度を表す刻印として知られています。

 

刻印がない貴金属はどのように査定する?

刻印のない貴金属は、比重による計測、薬品による検査、磁石に近づけたときの反応などで調べていきます。

・比重計測

比重計測は同じ体積の水に比べ、何倍の重さになるかを計測します。
素材ごとに比重値があるため、それを参考に見分けていきます。

 

・薬品による検査

硝酸という化学薬品を使い、貴金属の反応をみる査定方法です。
硝酸はメッキなどの金属に反応するものの、金やプラチナには反応しません。金について、純金以外はほかの金属が混ざった合金ですが、その反応の出具合で査定することもあります。

 

・磁石による鑑定

磁石に反応する金属と反応しない金属があり、それを参考に鑑定する方法です。金、銀、銅、プラチナなどは磁石に反応しませんが、鉄、ニッケルなどは反応します。
ただし、純金、純銀、純プラチナなど、ほかの金属と混ざっていないものは少なく、多くの場合そのほかの金属が混ぜられた合金です。
それゆえ、金や銀を使ったものでも磁石に反応するケースが見られます。厳密な鑑定ができないため、プロはあまりやらない方法です。

 

刻印がない場合でも大丈夫

買取を希望している貴金属に刻印がない場合、お店によって買い取ってくれるところもあれば、査定できないとして断られるケースもあり、様々です。
当サイトでは、刻印が無くても買取を行っている貴金属買取店を紹介できますので、ぜひ利用してみてください。

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